● いろいろなシーンに

ちきゅうはごちそう(大人向け)

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表の表紙 裏の表紙
表の表紙
裏の表紙
写真


ななこに 贈る

世界でたった一冊の絵本



いつまでも変わらず

可愛いななちゃんでいてね!




2007101

みほより

 
 
空白ページ 挿絵3
 
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挿絵4


藤咲 ななこさんの すむ 星が

いつまでも美しくありますように



ちきゅう

地球は

ごちそう



村 ひさき 作・絵


クリエイト・ア・ブック

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今から46億年前、

地球は 誕生しました。

40億年前、

地球に 最初の命が 出現して、

500万年前、地球に

ヒトが 生まれました。

ななこは 命を受け継いで 受け継いで、

30年前 地球に 誕生したのです。

それから 30年。

ななこ

地球からごちそうを いただいて、

地球にはぐくまれて ここ 静岡県磐田市

くらしています。

挿絵5
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挿絵6



地球のごちそう、

それは 太陽のあふれる光。


地球と太陽の間

はるか1億5千万キロメートル おりてくる

無数の金色の線、輝く粒。


ななこに 降り注ぎ、

ななこを 包み込み、

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ななこ

まぶしい粒々 たっぷり 食べて


体の中から 元気 こぼれる。

挿絵7
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挿絵8



もっと 地球のごちそう、

それは 海。


地球の表面70パーセントを覆う 青い水。


やさしいさざ波 大きなうねり。

いだかれるような音と 染まるリズム。

海流は拡がり 潜り 廻り。


ななこ すうっと 飲みほして

心 さらさらに なっていく。

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まだ 地球のごちそう、

それは 大地。


深み30キロメートルの 岩石の塊。


土の豊かさ 暖かさ 軟らかさを 添えて

どこまでも 強く 支えてくれる。


ななこ じっくり 味わって

静かに 力 満ちてくる。

挿絵9
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挿絵10


つぎの ごちそう、

それは 雲と雨。


絹糸のような 羊のような 巨大な渦巻きのような

幾種もの雲が

高さ20メートルまでの 空を飾り 刻々と流れ。

やがて

雲の粒は雨の玉に。

つらなって 地上に届く。


ななこ 楽しさ 連れて

透明に うるおっていく。

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まだまだ ごちそう、

それは き 木 樹。


緑 黄緑 深緑

赤 黄 茶色 黄金色。

丸 三角 とげとげ ぎざぎざ。


大陸の3分の1を占めて

薫放ち 美しい息を生む。


ななこ ぱりぱり 頬ばると

澄んだ気配に 満たされる。

挿絵11
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挿絵12



さらに ごちそう、

それは 石と 木の実と はな 花 華。


久しい時の中で つくられた

無数の形 いろいろな模様

不思議な重なり 鮮やかな色。


ななこ 手にとって

見る楽しさ 触れる喜び 教えてもらう。

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すばらしい 地球のごちそう。

ななこ

くるみみほ

毎日毎日 おいしくて。

大人が 感動して

子どもも うれしくて。

重さ59,700,000,000,000億トンの 地球だから

いつまでも 無限のような 気がした。

でも

人は もう 気づいている。

地球が 痛がっていることを。

泣いていることを。

限りあるごちそうだということを。

挿絵15
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挿絵16

だから

ななこ

くるみみほ

地球を大切にする方法を 求めて。


知る姿勢。

感謝の気持ち。

無駄にしない行動。

護る態度。

育む行為。


ひとりひとりが できることから ひとつずつ。

思いは集まり きっと 地球に注がれる。

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地球が生んでくれた

ななこの命、

地球が生んでくれた ななこの命、人の命は、

人の命は、地球がある限り、

その次へ はるか未来へ 伝わっていくべきもの。


人が生まれ出る 何億年も前から

植物も 魚も 虫も 鳥も 動物も

あらゆる命が

ずっと つながってきたことを 見習って。


宇宙に浮かぶ青い地球は 命をのせた唯一の惑星。

命に満たされてこそ 笑うように輝く星だから。

挿絵15
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挿絵16

さあ

つづきのごちそう、

地球のデザートを どうぞ。


地球のデザート

それは 虹と雪と雷。


透明七色電飾に うっとり。

冷たさ熱さに すっきり。

轟音静音に びっくり。


ななこ すべての感覚 きわだって

喜び 五体を 駆けめぐる。

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こんどの デザート、

それは 月と星。


夜空に流れる 星ぼしのメロディー。

明るく浮かぶ 月の指揮者。


ななこ 瞬きのオーケストラに 耳すます。

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挿絵16



さて

地球の飲み物、

川と滝は いかが?


流れが続く 心地よさ。

音の走る 気持ちよさ。

水面の響き きらきらと。


ななこ ゆったり 飲みながら

やさしい 時間 とり戻す。

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最後のごちそう、

それは 大きなごちそう 空気。


目には 見えないけれど

必ずそこに在って 満たしてくれる。


気づくことも 忘れてしまうのに

ぐるり地上100キロメートルをくるんで 守ってくれる。


広く 大きく 深く

ずっと ずっといつも。


ななこ

広く 大きく 深く 吸い込んで

おいしい おいしいと 幸せになる。

挿絵15
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挿絵16

たくさんの 地球のごちそう。

46億年の時を経て この先も

命を紡いでくれる ごちそう。


人は

ななこ

くるみみほ

感謝を込めて

いただきます。


地球よ、

ありがとうございます。

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